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教育改革後の学力の定義を分かりやすく

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教育改革後の学力の定義を分かりやすく

こんにちは久保です

 

今回は3000文字くらいになってしまいました。でもとても大事な話だと思いますし、結構分かりやすくかけてます。

リクルートとかのHPに採用されても何ら不思議ではありません(キリッ)

ですが、3000文字を載っけたら、皆さんがそっ閉じすることはわかっています。

ですから、500〜600文字で7回に分けるという暴挙にでようとしましたが、やめました。それは私のせいではなく社会がそうさせたも同然です。

導入で無駄な文字数を稼いでしまうスタイルです(関連記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

【新たな学力の3要素】

 

2020年教育改革では、学力の3要素真・学力の3要素として以下のように再定義される予定です。

 

≪真・学力の3要素≫

1、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ能力

2、自ら課題を発見しその解決に向けて探求し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力

3、その基礎となる知識・技能

 

この真・学力の3要素を理解するために、まずは既存の学力の3要素に関して確認していきましょう。

既存の学力の3要素は以下の通りです。

 

≪既存の学力の3要素≫

1、基礎的・基本的な知識技能

2、知識技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力

3、主体的に学習する能力

 

 

 

 

 

【まずは既存の学力の3要素について】

 

 

既存の学力の3要素では、

第1に据えられているものが「基礎的・基本的な知識技能」です。

 

日本の教育に関して、常にある批判が「詰め込み偏重」でした。

この「基礎的・基本的な知識技能の習得」という学力の要素を柱として構成された教育制度において、暗記に依存する教育はいわば必然のものでしょう。

 

 

平均的な中学校、高等学校の定期テストが顕著ですが、記憶力が優れた学生が圧倒的に有利です。

単純に、範囲となっている分野を丸暗記しさえすれば、それだけで高得点を取れるようになっています。

これは、定期テストだけでなく、大学受験や高校受験でも同様です。

重要単語や細かい知識を長期記憶として保存しておくこと、重要問題のパターンをそのまま再現可能にしておくことが、そのまま受験勉強となっています。

 

 

手段として手っ取り早いのが、徹底した反復による丸暗記に近い形の学習となっていました。

 

 

 

既存の学力の3要素について、

第2は「知識技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力」です。

 

これを学力の3要素に据えている前提して、課題というものが知識と技能を用いて、十分な思考力のもと適切な判断をしていけば、正解が得られる社会であることが想定されています。

 

既存の社会は、これからの社会と比較すると、未来がある程度予測できる確実性の高い社会であったからです。

ですから、教師や親も、これまでの自分たちの経験則によって子供たちに指導や教育をすることが概ね可能でした。

 

 

その結果、大学や高校は偏差値によって、塾や予備校等にランキング付けされ、可能な限りランキング上位の大学や高校(または中学校)に進学することが良しとされ、就職においても、大企業や公務員が常に人気となってきました。

 

 

既存の学力の3要素について、

第3は「主体的に学習する能力」です。

これ自体は、今回の真・学力の3要素とも関係が深いもの、というよりも今回では根幹の要素となっています。

 

ですが、既存の教育制度において、この「主体的に学習する態度」はほとんど浸透していません。

強いて言うなら、「自ら率先して受験勉強や定期テスト等の勉強に取り組もう」というようなモチベーション的な要素となっていたぐらいでしょうか。

なぜなら、受験や定期テストで結果を出すうえで、自らの思考や思想など、あっても足しにならないからです。

むしろない方が無駄な考えごとにとらわれず、スムーズに受験勉強が進みます。

 

 

既存の勉強というものは、

 

 

 

学校や塾によって定められたカリキュラムに沿って、課された宿題や授業に、文句をつけず、余計なことを考えず、ひたすら実直にこなしていく営みとなっています。

 

 

おさらい

 

≪既存の学力の3要素≫

1、基礎的・基本的な知識技能

2、知識技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力

3、主体的に学習する能力

 

 

 

上記の既存のものと比べて、教育改革後の「真・学力の3要素」は、より21世紀の社会に即したものに更新されています。

 

 

 

 

 

【では真・学力の3要素について】

 

真・学力の3要素では、上記で述べたように、答えの出ない社会を生きていく力をつけるという根底があります。

 

21世紀型の社会とは、「未来が予測不可能な不確実な社会で教師や親が子供に指導することができない社会」でした。

社会があまりにも様変わりするため、人生観や職業観を子供に伝えることすら直接的な意味をもたない。

 

 

そこでは、先に述べた既存の学力の3要素を身につけたところで、社会で生きていく力とはいえません。

では、今回の真・学力の3要素は、どのようなものなのでしょうか?

 

 

教育改革後の真・学力の3要素についてもう1度まとめておきます。

 

 

 

 

≪真・学力の3要素≫

1、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ能力」

2、「自ら課題を発見しその解決に向けて探求し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力」

3、「その基礎となる知識・技能」

 

 

 

第1番目は、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ能力」です。

 

主体性、多様性、協働性、これらは、絶対的な正解の定められない社会において、納得解を見出すための力であると考えられます。

 

 

正解のない社会とは、そのまま多様性と直結しています。

自分とは違う価値観が、これまで以上に広くなってくることが予測されますが、それを認め合わなければなりません。

 

 

その営みは、つまり協働性と言えるでしょう。

 

多様な価値観や考え方を尊重しながら、あらゆる他者と協力しながら、物事を学んでいく。

それを自らが率先して主体的に取り組んでいく。

 

これによって得られた解は、正解などと言った性質のものではなく、ある一面の考え方として納得しうるものであればそこに価値がある。

そのような態度です。

 

 

 

教育改革後の真・学力の3要素について、2番目は

「自ら課題を発見しその解決に向けて探求し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力」です。

 

思考力・判断力・表現力が必要であることは、既存のものと変わりませんが、「自ら課題を発見していく」ことが盛り込まれています。

 

これまでの演算や合理的な思考力によって解決することができる課題に関して、これからの人間が知恵を絞っていく機会は激減することが予測されます。

 

やはり、AIの飛躍的な進歩によるところです。

 

 

ですから、これからの社会ではむしろ、課題がどこにあるのか?何が問題であるのか?

それ自体を発見していく能力がいっそう必要になってくるでしょう。

 

 

自ら課題を発見することは、AIが苦手とする、人間のクリエイティブな能力であると言えます。

 

 

 

教育改革後の真・学力の3要素について、3番目は

「その基礎となる知識・技能」です。

 

 

既存の学力の3要素において、また教育制度において、中心となってきたのが「知識と技能」でした。

知識や技術を習得すること自体が目的となっていたようにさえ感じる現行制度と比較すると

これからは、その知識と技能の立ち位置はあくまで補助的な役割となります。

 

 

「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ能力」

「自ら課題を発見しその解決に向けて探求し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力」

 

 

これらの能力を習得するために、あくまでその手段として知識や技能を習得していくことになります。

これまでの知識偏重な教育制度とは一線を画します。

 

 

 

 

以上のように変更される学力の3要素は、これから訪れる教育改革現場での具体的な変化に直結するものです。

今回はそれぞれの要素について背景と共に解説しました。

 

 

 

 

これで「教育改革後の学力の定義」ばっちりですね!

 

 

 

 

以上

 

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