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アダプティブラーニングとかいう次世代型

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アダプティブラーニングとかいう次世代型

 

完璧な文書などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。

『村上春樹』

 

 

こんにちは久保です

 

 

 

 

 

 

タブレット学習を進める子ども

(写真はタブレット学習を進める子ども)

 

 

 

 

 

 

 

 

【次世代型の教育へ】

 

 

アダプティブラーニングが少しづつですが認知されてきました。まずは概要を説明しましょう。

 

 

「ICTを用いて、生徒一人一人に最適だと判断される学習法を提示し、それを管理していく仕組み。」

 

 

 

サービスにより大なり小なり違いはありますが、このように端的に表現できると思います。

要点となっているのは「個々人への最適化」「ICT(情報通信技術)の活用」「管理」この3つです。

 

 

アダプティブラーニングのアダプティブ(adaptive)とは「適応可能な」という意味の形容詞です。

アダプティブラーニングは「適応学習」と訳されます。ここでいう適応の目的語となるのは、生徒一人ひとりです。

 

一人ひとりに、最適だと判断される難易度や学習ペース、方法等を提示して、生徒はそれを黙々と(時には周りと共有しながら)取り組んでいくことになります。

 

 

 

 

これと対極にあるのが、これまでの学校や塾・予備校でおなじみの集団授業型の学習です。

 

アダプティブラーニングが提唱されてきた背景として、これまでの集団授業の限界がある面では浮き彫りになってきたことが挙げられます。

(というより、これまで分かり切ってはいましたが、どうにも回避しようがなかった面を、回避する手段が生まれたといったところがより正確でしょう。)

 

 

 

そもそも生徒一人ひとりは多様な性格があり、学力や習得速度等、モチベーションなどあらゆる面で千差万別です。

 

本来であれば一人ひとりに最適なカリキュラムがあり、適任な指導者が各々について指導していくことが理想です。

ですが、それには膨大なコストがかかります。一般的な学校が提供していくことは不可能でしょう。

一般的な塾でも精算がとれません。

 

 

それを克服する方法として、例えば個別指導塾の形態や家庭教師などが生まれてきました。

個別指導では、やはり採算の関係上、講師を大学生等のアルバイトで担うことが多いです。

当然あたりはずれがあります。

 

 

また家庭教師の場合でも、プロやアルバイト等のキャリアごとに料金設定が分かれており、こだわっていくとかなりの料金となります。

 

 

つまり費用対効果を加味し、最大人数の最大幸福を考えた上で、一定水準の指導力がある講師や教師が、

20〜40人程度の集団(大手予備校では200人を超えますが)を相手に平均的なカリキュラムにそって授業を提供していくことが最もマシであったのです。

 

 

 

 

しかし、一人ひとりの学生目線に立った場合、あまりに無駄が多いのが現状です。

少なくとも学力を伸ばすことを考えた上で最善の時間を過ごしているとは言い難い。

 

 

 

 

 

そこで近年注目されているのが「アダプティブラーニング」です。

 

 

 

 

 

【アダプティブラーニングとは】

 

 

 

「アダプティブラーニング」では、個々人に最適だと思われるカリキュラムが作られ、それを管理していくことができます。

原理は以下のようなものです。

 

 

 

「クラウドに蓄積された学習結果をもとに、自身のレベルにあった問題や苦手分野の類題を提示する。

また、学習結果を分析し可視化することで学習の課題や強みを把握できるようにする。

クラウド上に蓄積されたそれら膨大なログを分析することで、最適な学習記録手段や教材コンテンツの質が向上する。

さらには、SNS機能を用いて、コメントや他の利用者と情報や成果を共有できる。

場合によってはゲーミフィケーションを導入し意欲を掻き立てる。」

 

 

 

これは理論上とても理にかなっています。

 

また人件費等のコストも大幅に抑えられると思われ、利用者の側の負担が少なく現実的な手段にもなってくるでしょう。

このような形態が可能になったのは、クラウドやディープラーニング等の技術が飛躍的に進歩したためです。

 

 

 

 

 

 

リクルート次世代教育研究院が実施している「アダプティブラーニング実証実験」の進捗では、80%の生徒が「苦手の克服に役立つ」と回答しています。

 

また「『レコメンド機能』を受け取ってどのように感じましたか?」というアンケートでは、

 

「これをやれば良いと明確になった(49.67%)」

「危機感を感じた(16.99%)」「やる気になった(13.07%)」「やる気にならなかった(15.03%)」「そのた(5.23%)」

と79.73%が良好な回答をしています。

 

 

とは言え、先行してアダプティブラーニングを進めているアメリカの調査では45%が

「自分のデバイスでデジタル学習技術を使おうとして、問題が発生した」

と述べており、改善の余地はまだまだ大きいでしょう(それ以外は概ね良好な回答が得られています)。

 

 

これまでテクノロジーと教育はあまりうまく歯車が噛み合ってきませんでした。

 

それでも、テクノロジーの技術的な面は急速に改善されていくことが予想されますし、

アダプティブラーニングが浸透していけば学生の側の適応も進んでいくことと思われます。

 

 

 

 

今回の試みに関しては、期待する価値が大いにありそうです

 

 

 

 

以上

 

 

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