古文の助動詞なんか覚えちゃだめ
古文の助動詞ばっかり勉強してるから、古文の成績上がらないんです。
今日、知ることができて良かったですね。
こんばんは講師の久保です
【助動詞の表なんて】
鹿児島の高校生って、古文が嫌いな人多いですね。ちょっと多すぎるくらい多い気がします。僕の商売が繁盛するわけです。
古文を嫌いになった人の十中八九が「助動詞の表」を覚えるのが嫌だったからです。
気持ちわかります。僕も度肝を抜かれるほど古文嫌いでしたし、助動詞の表が気持ち悪すぎて完全に無視しました。そのおかげで、難化したセンター試験古文・漢文は満点でした(あたぼうよ)
結論から言うと、助動詞をいくら覚えても、古文の点数は上がらない。少なくともセンター試験や二次試験には対応できない、です。
そもそも、いきなり助動詞の勉強って、それはそれは地獄ですよ。
四段活用とか上二段活用とかラ行変格活用とか、未然形接続とか、已然形接続とか、連用形とか連体形とか、確定条件とか仮定条件とか。
学者かっ
1年半から2年はみっちり、ひたすら助動詞の表を覚えさせられ、ひたすら助動詞の接続や判別の授業が展開されます。
ほんとつまらない。
っていうか、高校生が、それが古文ってもんだと思ってしまうことがまずい。
高校生よ、古文=助動詞ではないのだ。
【古文で大事なのは決して助動詞ではない】
助動詞の勉強をしているときって、高校生自身が、今自分がはたして何の勉強をしているのか全然理解できていないです。
理解できてますか?
理解できてないです。
助動詞の勉強って何ですか?
むしろ、助動詞って何ですか?
それって、ただの「語尾」なんですけど…..
【これが助動詞】
《例文》
今日の朝は雨が降っていたので、傘をさして学校に登校した息子が、昼以降、雨が降らなかったこともあり、案の定学校に傘を置き忘れてきた。
この例文で助動詞ってどこだか分かりますか?
助動詞は次の太字のところだけです。
今日の朝は雨が降っていたので、傘をさして学校に登校した息子が、昼以降雨が降らなかっ たことも あり、案の定学校に傘を置き忘れてきた。
少なっ
っていうか、情報としてかなりどうでもいい。
置き忘れ「た」のか置き忘れ「る」なのか、こだわる必要ありますか?ないです。「置き忘れ」までで文脈取れます。
雨が降っ「た」のか降ら「なかった」のか、なんか助動詞云々の話ではなく読めば分かります。降らなかったから、傘置き忘れたに決まってるでしょう。
むしろ、もしもこの程度の流れが文脈で判断できないようだった場合、それこそ助動詞とかいいから、読解の訓練をすべきです。しっかり文章を読もう、って話です。
わけの分からない、語尾(助動詞)なんか雰囲気でいいので、まずは古文の文章をじっくり読んでみてください。「昔の暇人はこんなこと書いてたのね~、へー。」くらいの感想は持てます。読めば読むほど、どんどん読めてきて、思いのほかすぐ苦手意識はなくなります。例えば3日くらいでね。
いくら助動詞の表をマスターしたからといって、古文のセンター試験で高得点が取れると思ったら、ほんとダメです。取れないです。
だって、助動詞ってただの語尾だもん。
センター試験の過去問、眺めてみてください。
読解問題だらけでしょう?っていうか文法問題って1問だけじゃん…。
(その1問も、パターン決まってます)
イーロン・マスクも、ピーター・ティールも言っています。
「何に価値があるのか?それを見極めろ。」
はい、見極めてください。
絶っっ対に、助動詞ではない。
じゃあ古文って何ですか?
古文は、読解するものです。
つけるべき力は読解力と単語力。
読解できてなんぼなんです。語尾の判断とかじゃなくて、内容の読解。
単語覚えて(1週間で500語覚えましょう)、ひたすら過去問なんかの読解問題に取り組んでください。
これが選択と集中。
助動詞は、最後の最後に必要なものを必要なだけ覚えればいいです。
古文なんか、20日で完成でしょう☺︎
以上
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