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東京大学合格体験記|低迷期を乗り越え公立高校から合格!

皆さんこんにちはロググラムです!

東京大学に限らず、いわゆる難関大学受験に受かる学生が、どのような高校生活を送り、どのような水準で勉強しているかはとても参考になります。

特に印象深いのは、東京大学に受かる高校生であっても成績が伸び悩む時期があり、メンタル的にもきつい時期があるということ。

難関大学に受かる学生の特徴として、この辛い時期に受験を諦めず、苦しいながらも自分を信じて勉強し続けていたということがります。

今回の受験もまさにこう言った低迷期を乗り越えての合格となっています

1,東京大学受験を振り返って プロローグ

どんなに勉強しても成績が伸びない時期が本当につらかったです。

夏休み後半から共通テストくらいまで、2次試験系のテストの点数が全然伸びず、「やり方が間違っているのか」「今やっていることは全部無駄なのか」と不安になってばかりでした。

毎日毎日繰り返される、同じような問題演習がつらくなり、3年の秋頃には勉強が本当に嫌になっていました。取り組んでいた先取り学習の弊害も出てしまい、他の学生より多く演習を進められていた分、今度は演習しても伸びないことに嫌気がさしていました。

それでも私は先生から言われた「現役生は一般に、成績がずっと停滞し直前期に一気に伸びる」という言葉を信じ続けていました。この言葉はどうやら本当だったようで、私自身も2月に入ってから全体的に、特に数学と英語の点数がぐっとのびました。

2,東大受験でも1,2年生はとにかく数学と英語

私が東京大学に現役で合格できたのは、端的に言うと先取り学習のおかげだと思います。

学校の授業より先に自分で勉強を進めておいて、授業で復習するというスタイルをとっていました。

これで内容の定着を大幅に高められたと思います。他人より早く授業内容の復習を終えられるため、多くの時間を演習に回せました。

特に私は数学と英語を重点対策科目と定めていました。

数学と英語の基礎を早い段階で固められたことはとても大きかったです。

暗記の占める割合が高い理科・社会に比べて、数学・英語は概念習得にも基礎の理解にも時間がかかります。後回しにしていると演習に移るのが遅れてしまいます。私は早めに取りかかったおかげで、他の受験生に対してアドバンテージを作ることができました。

難関大学受験であっても、まだ受験まで時間がある1, 2年生は数学と英語に力を入れることをお勧めします。数学では特に二次関数を完璧にして、英語では英単語をしっかり覚えていってください。


数学と英語においては先取り学習が絶対的なアドバンテージをもたらします。

学校の授業や定期テストのタイミングで復習することで、より効果的に定着させられるでしょう。特に私のように公立高校の高校生には伝えたいです。進度の速い私立の中高一貫組に負けないためにも、全力で先取ってください!

学校での過ごし方は、基本的には3年間授業を真面目に受けていました。

ただどうしてもやる気が起きないときや、あまりにも眠いときには、ガッツリ机に突っ伏して寝ていました。また、昼休みに勉強することは最後までありませんでした。 適度な休息はより学習効率を高めます。 

 受験勉強を本格的に始める以前は、テスト前に復習する以外には学校の授業内容には触れず、かわりに数学の先取りと英単語や古文単語などの暗記に力を入れていました。物理と化学の先取り学習に時間をかけ始めたのは、2年の冬にバドミントン部を引退してから。それでも3年生になるまでに教科書の範囲は一通り終わらせました。

3, 受験はメンタル戦、精神の不調が必ずある

私が合格できたもう一つの要因は、ストレスに適切に対処出来たことだと考えます。

毎日の勉強でつらくなったときは親や学校の先生に相談していました。また友人とは、迷惑にならない程度に、積極的にコミュニケーションを取るように心がけ、孤独感を覚えないように気をつけました。

ストレスの問題を軽視しないでください。ある程度のストレスは避けられませんが、限界を超えるストレスは受験そのものに響きます。長時間の勉強が必要なのは大前提として、その上でリフレッシュの方法もしっかり考えることが重要です。実体験から述べると、悩みを相談できる人が周りにいることが特に大切です。つらくなったときに、言語化することでその原因が明確になり、解決まではいかなくとも気持ちが軽くなります。

私も高3の夏からはメンタル的に本当にきつかったです。色々対策しましたが、その中でも、精神不調から回復した1番のきっかけは、11月末に行ったキャンパス見学でした。その日だけは勉強から一切離れ、駒場と本郷の2つのキャンパスを訪れました。建物やキャンパスにいる大学生を実際に見て、受験へのモチベーションを取り戻すことができました

また、私は高校からダンスを始めていたこともあり、大学に入学したらダンスサークルに入りたいと思っていました。受験勉強が本格化し、練習がほとんどできなくなってからも大学生ダンサーのSNSを見たり、ダンスサークルに入った高校の先輩の話を聞いたりして、絶対に合格して思う存分ダンスをするんだという強い気持ちを持ち続けました。明確なモチベーションがあったおかげで、長い受験勉強をやり遂げることができました。

 

4,今振り返ると、こうやっておけばよかった

3年の秋から英文の音読を始めました。だんだん英文が読みやすくなったので、もっと早くから取り組んでおけばよかったと感じています。英文は、構造を捉えながら読む練習によって、速読力や精読力だけでなく、リスニング力も高まりました。

他には、二次試験の国語はずっと足を引っ張る科目だったので、記述の対策をもっと早くからやるべきだったと思いました。特に、短期間の勉強では効果が出にくい現代文の記述は、3年生の夏休みくらいからは真剣に取り組む必要があったと思っています。



5,大学合格後に感じた東京大学のリアル

東京大学には進学振り分けという、3年次に進学する学部を成績に応じて決定する制度があるのですが、これが想像していたよりもキツい制度でした。人気学部に進むには熾烈な成績合戦を勝ち抜かなくてはならず、自分を含む多くの学生が、「大学生はもっと遊べると思ってた」と嘆いています。

受験が終わる前は、大学受験は絶対に突破しなければならない関門で、それまでの人生の明確なゴールであるように感じていました。しかし、無事受験が終わり、大学だけでなくサークルやアルバイト先などのコミュニティで、様々な人と関わるようになってからは、大学受験も1つの選択肢に過ぎないという考えに到りました。また、あくまで大学受験は通過点であり、大学入学後も努力は必要なのだと痛感しました。

伊藤 遥倖

東京大学 理Ⅰ合格 / 現・ロググラム講師

共通テスト 800/900点(88.9%)/ 二次試験 262/440点(59.5%)

横浜翠嵐高校出身 バトミントン部・ダンス部

勉強スタイル 先取り学習・自習室にこもる  / 受験勉強開始 高校2年生秋 / 勉強時間 3年次 夏休み平均8.5時間 、 直前期10.5時間