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難関大学に合格した先輩たちの意外な苦難【塾や予備校が語らない話】


みなさんこんにちは。ロググラムの久保です。

今回は、志望大学に受かる過程の現実をとても正直に書き下ろしました。

志望大学に受かるというのが、なんというか想像するようなスムーズな過程にはならないんですね。人生の縮図のようです。

受験に挑むことは、確実なことなど何もない未来に身を投じ、そのうえで確実に受かりきろうとするある種のパラドクスです。

それでも受からなければなりませんし、私たちはそれでも受からせなければなりません。

今回は、本質過ぎて難解な内容となってしまいました。

全国民がじっくり読んだ方が良いです。

 

 

 

1 難関大学に合格することの生々しさ

実力で難関大学に合格するには、「同じ目標を持つ全国の学生たちと競争し、自分がその平均から突き抜ける」ことが必要です。分かってるよ(笑)と突っ込まれそうです。

 

高校3年生になるとマーク模試が始まります。

初めて受けるマーク模試はひどく難しく感じるもので、全国の平均得点率は35%程度になります。さらに、第2回目、3回目となるとさらに問題のレベルが上がり、また受験生は面食らうことになります。

ぜひ、結果がかえってきてから気づいてほしいことがあります。

受けるたびにどんどん難しくなっていくマーク模試ですが、全国の平均点はきっちり上がりつづけているということです。

 

だいたいの学生が3年生も夏を過ぎると猛勉強を始めます。

ある程度の自信と期待をもって全国模試や学校の定期考査に臨むわけですが、意外にも偏差値や順位が上がっていない、またはわずかに下がっているということが往々にして起こり得ます。だいたいの学生が3年生も夏を過ぎると猛勉強を始めるからです。(同義反復したことに気が付きましたか?)

何も不思議ではないのです。ただ、自分としては勉強した実感しかないので、まさか成績が上がらないということを想定できておらず、驚いてしまうわけですね。

 

難関大学合格に必要なことは、「同じ目標を持つ全国の学生たちと競争し、自分がその平均から突き抜ける」ことです。突き抜けなければなりません。自分と同様に頑張り始めている他の学生の中からです。

 

表題になっている「難関大学に合格した先輩たちの意外な苦難」は現実の話です。

合格した先輩たちは、何の苦しみも悩みもなく受かっていったわけではありません。奇跡を願う話でも天才が活躍する話でもなく、一歩一歩でしか進めない現実の中で結果を出す過程の話です。東京大学や医学部医学科のような難関大学の合格者であっても、皆さんが感じているような苦難を経て、我慢に我慢を重ね、辛くてリアルに泣きながらも、最終的に受かっていった学生がほとんどです。だからこそ価値があります。

 

 

 

2 たった1か月程度勉強しただけで、次の模試で高得点が取れると思うことは傲慢ではないか?

巷では「1週間で完成~」とか「テスト直前に聞くだけで~」とか「受験の裏技~」などなど、短期間で成績を爆上げできるようなキャッチフレーズの教材や書籍であふれています。中には優れたものもあると思いますが、すぐに結果が出るということはまずあり得ません。大学合格への道はとても単調な日常の繰り返しで我慢との闘いです。たかだか1週間で結果がでる世界なら、皆さんが挑む価値はありません。

 

「1か月後にあるような模試に照準を絞るのは止めよう」というのが私の基本的な考えです。成績を上げるということはそのような短期的な構想にはまったく馴染みません。

 

今はとても届かないような難関大学を目指すこと自体は私も大賛成です。

高い目標を掲げ、それを実際に達成することは至高の経験だといえます。

ただ勘違いしてほしくないのは、高い目標というのは簡単には達成できないからこそ「高い目標」なのですね。明日手が届くようなものであれば、それはただ高い目標ではなかっただけです。たかだかひと月ほど集中して勉強したぐらいで、次の模試の判定でA判定、B判定を出そうと思ってはなりません。1億円の資産を作ろうと思うのは高い目標ですが、1年で作ろうと思うのは虫が良すぎるという話です。

 

学力は受験の前日まで上がり続けます。

もっと正確にいうなれば受験直前になればなるほど、成績の上り幅は大きくなります。これは別記事でも紹介しましたが、受験勉強にはそのような性質があります。そうであれば、短期的な結果に固着するのは得策ではありません。大切なことは受かりきるだけの実力を受験当日までにつけることであり、それは長期的な視座によってこそもたらされます。付け焼刃の学力養成になってはなりません。残された時間は様々でしょうが、受験まで残り期間が3か月なら3か月、6か月なら6か月、1年なら1年を十分に使い切るような構想でこそ最大のリターンが得られます。

 

このように、長期的なパフォーマンスが短期的なものに対し指数的に優越する現象は、あらゆる分野で世界の常識です。もちろん受験にも完全に当てはまります。

壮大な目標を掲げつつも、地に足をつけて進める牛歩の歩みこそが合格への正路です。

 

 

 

3 必ず来る停滞期、下降期の振る舞いですべてが決まる

良いときもあれば悪いときもあります。あらゆることにです。受験勉強にもです。

 

難関大学を難関大学たらしめている最大の要因は、成績の停滞期や下降期における学生のふるい落としにこそあります。

しばらく学力が停滞すると早々に志望大学をあきらめてしまうわけです。多くの学生が、本当に多くの学生が、成績が上がらない期間や下がってしまったときに、やる気を失ったり自信をなくしたりして自然に競争から降りていきます。

 

こういった現象は、成績の上がり方を自分に都合よく考えすぎているからこそ起こります。

テスト期間に勉強を頑張ったら、次のテストで好成績が取れると無意識に思い込んでいる。そんな簡単な世界ならだれも苦労しませんし難関大学など存在し得ません。

もちろん順位や偏差値が上がる可能性もあります。一方で上がらないことも往々にしてあります。誰であっても経験することです。このようにテスト勉強を頑張ったにも関わらず今一つ成績が伸びないという現象は、次に示す性質によって説明できます。

 

「学力は単調増加で伸びるが、成績には単調増加で反映されない」

 

学力とはこれまでの定義に準じると「各教科における知識や技能、応用力」のことです。学力自体は勉強量に応じて下がることは決してありません。勉強することは必ず学力を上げることにつながります。このようにある変数の増加に対して、その関数が必ず増加することを、単調増加といいます。つまりは変数が増加する限りはたとえ一時的にも下がることなく上がり続けます。学力は、勉強時間の増加に対して単調増加すると言えます。

 

一方で、成績(偏差値や順位)には、培った学力がそのまま反映されるわけではありません。つまり、成績は学力の向上に対して単調増加するわけではなく、一時的に下がったり、より不規則な推移をすると言えます。実際の学力に対して遅延して現れたり、学力がついていないのに成績がたまたま上がってしまうこともあり得ます。それだけ成績というものは外的な要因(ライバルの習熟具合や、テストの出題傾向)に左右されますし、また持てる学力をテストで発揮するにはさらに何重もの壁があるとも言えます。

 

それでも長い目でみると、成績(順位や偏差値)は実際の学力の水準に正確に反映されるようになります。学力の高い学生は当然ながら受験でも合格する可能性がそれだけ高くなります。ただ繰り返しになりますが、学力の向上と成績の向上にはタイムラグがありますし、成績の現れ方はより不明瞭なものになり得ます。学力は単調増加で伸びるが、成績には単調増加で反映されない。この事実をぜひ理解しておいてください。

 

このことを認識していなければ、成績がなかなか伸びない際に(それは誰しもに起こることですが)、もう一つの大きな失策をしてしまう可能性があります。それが「勉強方法を変える」ということです。 

 

 

 

 

 

4 勉強法を変えることは、不安を紛らわせるだけの失策でしかない。自分の勉強を信じよう。

伸び悩む人ほど方法を変えようとします。

それは確かに心情的には理解できます。それでも確信をもってお伝えしますが勉強法をころころ変えるべきではありません。問題があるのは勉強法ではなく、学力が成績となって表れるまでの継続が足りていないだけであることがほとんどだからです。

 

もちろん明らかに誤ったやり方であったり、絶対的に自分に合っていなかったり、学力がついている気配すらなかったら直ちに見直すべきでしょう。ただし、そんなケースは本当に稀です。本当に勉強のやり方がおかしい場合は、絶対におかしいと確信を持てるものです。ちょっとした不安にいちいち惑わされてはなりません。

 

勉強方法を変えてしまっては、せっかく成績として現れようとしている内在的な学力の蓄積を鈍化させてしまいます。せっかく要領もつかめてきたところで、せっかく結果となって表れようとしているところで、無駄な変化を起こすべきではありません。これも短期的なふるい落としであるといえます。不安になったときに自分を裏切らずに信念をもってこれまで通りの学習を継続できるかが試されているシーンです。

 

「1か月後にあるような模試に照準を絞るのは止めよう」というのはこう言った理由もあります。短期的な結果に固着してしまうと、本来必要とされる十分な継続を阻害しかねないからです。

 

大学合格に対して最も重要なことは、頑張っているにもかかわらず、成績が一向に伸びない期間にも、自分自身とこれまでの勉強法を信じて継続し続けることです。学力は閾値を超えて初めて成績に反映されます。変化を起こしすぎるから余計に成績の向上が遅れてしまうのです。自信をもって堂々とこれまで通りの学習を継続してください。「継続は力なり」は人類がたどり着いた偉大な真理です。

 

 

 

 

5 難関大学に合格した先輩たちの意外な苦難

私がこれまで見てきた難関大学合格の先輩たちにも、ものすごく苦しい時期がありました。当時の実力以上の大学を志望しているわけですから当然ですが、みなこういった苦難を乗り越えてきています。

 

明らかに頑張っている、取り組み方も適切である、鶴丸高校や甲南高校に入学できるだけの能力もある、にも関わらず原因不明に伸び悩む時期にこそ真価が問われています。これまでB~C判定だった模試で、急にE判定が続くようになることだってあります。今まで以上に気合を入れて勉強している時期にです。(まあ受験直前になると一気にA判定ラッシュになったりするわけですが。ところで、難関大合格者にアンケートを取ったら一時的にE判定まで落ちた時期がある学生は90%超えるんじゃないかなと思ったりします。)

 

先輩たちが立派だったのは、そこで投げ出さなかったし諦めなかったことです。決して極端にメンタルが強かったわけではありません。明らかに傷ついていましたし、悩んでいましたし、体調を崩すほど落ち込むこともあれば、涙が出ることだってあるわけです。

でも、傷つきながらも投げ出さない、一番つらい時期にこれまで通りの学習を継続できる。だからこそ人口比率上位5%未満の大学に合格していけるわけです。シンプルに立派。

 

受験生活は調子が良いときばかりなんてことはあり得ません。良いときもあれば悪いときもあります。良いときに成績を伸ばすのももちろん大事なことです。その期間に一気に伸びるわけですね。一方で、悪いときに我慢して継続することはもっと大事なことです。それができなければ次の良いときは訪れさえしません

 

3年生は残り期間が短くなって焦ることも多いかもしれませんね。ですが、今日勉強を始めたわけではありません。これまでの勉強で確実に学力はついてきています。学力は単調増加で推移します。上がるときは指数的に上がります。そして高まった学力は時間差を伴って必ず成績に反映されます。大事なことは自分を信じて、ひたむきにただひたすらに継続し続けること。おのずと結果はついてきます。

 

今回もいいこと書きました。

 

 

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