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鹿児島県公立高校入試(英語)の攻略ポイント! ~特に英単語と英作文について~

 

鹿児島県の公立高校入試(英語)の出題内容は、大問1が「聞き取り問題(22点)」、大問2が「英作文を中心とする表現力を問う問題(23点)」、大問3は「対話文及び短文の読解問題(20点)」、そして、大問4は「長文の読解問題(25点)」となっています(90点満点で配点は平成31年度の入試による。以下同様)。また、私立高校や他県の公立高校の入試と違って文法問題はほとんどなく、英文の読解問題中心の構成となっています。

 

その中でも「英単語」と「英作文」の配点は合わせて34点分(全体の約38%)で、かなり高い点数配分となっています。また、それらは比較的短い学習期間で点数に結び付き、「長文読解」の基礎にもなることから、それらの攻略がいかに重要かが分かると思います。

 

そこで、今回は鹿児島県の公立高校入試に沿った形で、「英単語と英作文」の攻略ポイントについてお話したいと思います。

今回の記事は、ロググラム中学部の桑山がお送りいたします。

 

1.『英単語』の攻略ポイント

 単語のスペルを書かせる問題は、大問1(聞き取り問題)で2問(6点)と大問2(表現力問題)で3問(6点)、全部で通常5問(12点)出題されます。中学英語の基本となる1000~1200単語程度が書ければ大丈夫です。ちなみに、国語の漢字の問題も中学校で習う1130字の中から6問(12点)出題されますので、覚える量と出題数(配点)は英単語と漢字で似たようなパターンとなっています。

 

単語の学習法については、1日に単語を30~40語ずつ覚えれば(見直せば)、約1ヶ月で中学英単語の全て(1000~1200語)の総復習ができます。慣れてくれば、1日に10分~15分程度でその作業はできると思います。スペルが書けない単語については、何度も(5~10回)ノートに書き直してください。その1ヶ月のサイクルを毎月繰り返し行えば、単語は徐々に書けるようになってきます。

 

鹿児島県の公立高校の入試では、「月名」と「曜日」を書かせる問題が非常によく出ます。平成31年度の入試では大問1の問3で2月(February)、平成30年度では大問1の問3で10月(October)、平成29年度では大問1の問3で水曜日(Wednesday)と3年連続で出題されています。それ以上前の年度の入試問題でも、「月名」と「曜日」は度々出題されいてます。確実に書けるようにしておきましょう!

 

また、単語の問題で(英作文でもそうですが)注意したいのは、名詞、形容詞、動詞の語形の変化です。特に動詞は、原形、三単現のs、過去形、過去分詞、進行形など数多くの語形変化があるので注意が必要です。例えば、「write」という動詞は、原形「write」、三単現「writes」、過去形「wrote」、過去分詞「written」、進行形「writing」と語形が変化します。ある問題で「書く」の英単語を書かせる問題が出たとしても、前後関係や内容をよく見て語形を考えないとミスをするかも知れないということです。気を付けましょう!

 

2.『英作文』の攻略ポイント

英作文については、大問1(聞き取り問題)で1問(4点)、大問2(表現力問題)で3問(13点)、大問4(長文読解問題)で1問(5点)、全部で5問(22点分)出題されます。

 

英作文は完全な正解になるに越したことはありませんが、文法やスペルが間違っていても部分点がもらえることがあるので、出来る限り記述して部分点を狙いたいところです。ちなみに単語のみを書かせる問題では、スペルが1文字でも間違っていれば×となります。

 

大問1(聞き取り問題)の英作文では、二人の対話の一方の役になり、相手の最後の質問に答えるという形で英作をします。必ず男女の対話ですが、自分が男性になるか女性になるかは分かりません。ですから、まず自分が男女どちらなのかを問題文で確認して、それになりきって対話を聞く必要があります。また、この問題では、相手が最後に「Why~?」で聞いてくるパターンが多く見られます。平成31年度および平成30年度の入試でも、2年連続で最後に「Why~?」で聞かれています。

 

大問2の問4は、以前は与えられた3つの和文を英訳する出題形式でした。しかし、近年はあるテーマに沿って3つ以上の英文を自分で考えて書くパターンが主流となっています(平成31年度の入試では、「20語以上のまとまりのある英文を書け。2文以上になってもかまわない。」という出題形式)。出題の例としては、「あなたの友人について書きなさい。あなたの家族について書きなさい。学校生活について書きなさい。」などです。

 

以前のような与えられた和文を英訳する方が一見簡単なように思われますが、実はテーマを与えられて英作する方が書きやすい場合が多いです。なぜなら、与えれた和文を英訳する場合、使うべき単語や文法を間違えると完全な正解がもらえません。しかし、テーマを与えられて英作する場合、自分で内容を考えて英作するため、忘れている単語や文法を使わずに英作することができるからです。

 

 また、この問では3文程度の英作が指示されますが、最後の文は「~make(s)[made] me happy.」と書くと正解がもらえる可能性が高いです。なぜなら、どんなテーマが与えられても、その表現を最後にもってくることで比較的文がまとまりやすいからです。以下にその具体例を示します。

 

・友人がテーマの例)1文目で「I have a good friend, Kenta.」、2文目で「We play tennis on Saturday.」、そして3文目に「He makes me happy.」

・学校生活がテーマの例)1文目で「I have played baseball for three years.」、2文目で「We won the last game with my team mates.」、3文目で「Baseball made me happy.」

 

このように英作文も工夫次第で得点につなげることができます。また、常日頃から定期テストや小テストなどで間違った英作文を繰り返し(3~5回程度)書き直す習慣も身に着けて下さいね。可能ならば、中学英語の基本文(5~10文)を毎日ノートに3~5回程度書いて、英単語と同様に1ヶ月で基本文を一通り復習することをおすすめします。そうすれば、自然と英作ができるようになってきますよ。

 

3. まとめ

今回は鹿児島県の公立高校入試の英語の攻略ポイントについて、特に「英単語」と「英作文」にしぼってお話させていただきました。これまでの経験と知識を基にして、出来る限り鹿児島県の入試内容を分析した上でお伝えさせて頂いたつもりです。受験生およびその保護者の方々にとって、少しでも参考になる点がございましたら幸いに存じます。

 

 

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