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センター試験では、物理が最も9割とりやすいこれだけの理由

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センター試験物理を選択した学生は幸運です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物理という教科は、最も苦手とする学生が多い教科である一方で、物理の傾向と対策を理解している学生にとっては短期間で高得点が取れる教科です。そして、物理の傾向と対策は、この記事において理解することができます。

特にセンター試験の範囲であれば、いっそう短期間で習得できるため、英語や数学等の習得時間を要する教科に勉強時間を集中して割くことができるようになります。結果として合格率も高くなるでしょう。

みなさん、センター試験物理を選択してよかったですね!

 

 

 

数学編はこちら!

 

 

 

 

センター物理における「基本原理の理解」と「公式の運用」とは

 

物理の大きな柱が「公式「原理」です。

高校物理には、5つの単元があります。例えば、「力学」「波動」「電磁気学」などにあたりますが、それらの単元ごとに概念や法則があります。電磁気学でいうと、「電界」「磁界」「クーロン力」「ローレン力」「ガウスの法則」「電磁誘導の法則」などです。

そして、その概念や法則を関係式として表したものが「公式」です。

高校物理では、この公式が多数でてきます。例えば、「電界」の分野においては、〔電場E〕〔クーロン力〕〔電位V〕〔クーロン定数〕などにあたります。

次に、各公式を構成するうえで元となった事実のことが「原理」です。

例えば、二重スリットの問題において、どうして干渉縞ができるのかを理解することが「基本原理の理解」であり、その上で「公式」をどのように使うのかを理解することが「公式の運用」です。

 

 

 

 

 

 

センター物理では「基本原理の理解」と「公式の運用」の前後は必要ない

 

センター試験物理において、手っ取り早く得点率を上げるためには、設問で問われている内容が、どの公式を用いて解くのかを見極めることが必須です。

例えば、

「ある物体に対して力と加速度がかかっている現象が起きているなら、運動方程式を用いる」

「2物体が衝突し運動量に変化が生じている現象が起きているなら、反発係数と運動量保存則を用いる」

といったように、素早く適切な公式を導入することが重要です。

 

実は、高校物理で必要なことはここまでで、特にセンター物理においては「基本原理の理解」と「公式の運用」の前と後は必要ありません。

物理においては実験結果が全てです。どんなに格好のいい公式を導き出せたとしても、実験結果に反してしまえばその公式は使い物になりません。上述した二重スリットの実験では、実験結果が原理より先行しています。

つまり、原理や理屈は分からないが物理現象としては確かに存在しているということです。実際に、物理学者の間では現在でも光は波なのか粒子なのかが分かっていません。原理は未だに解明できないのです。

いわゆる基本原理とは実験結果を裏付けるためにあります。そして基本原理を理解し応用すれば公式が導き出せ、私たちはその公式を運用しています。

 

「実験結果」→→「基本原理の理解」→→「原理から公式」→→「公式の運用」

 

これが物理における一般的な流れですが、高校物理において「実験結果」から「基本原理の理解」への思考は必要ありません。時間の無駄です。

さらには、センター物理においては「原理から公式」を導き出す作業もいりません。

 

「実験結果」→(不要)→「基本原理の理解」→(不要)→「原理から公式」→(必要)「公式の運用」

 

センター試験本番では、全問マークの形式で記述問題が出題されない代わりに、60分という短い制限時間が課されています。原理から公式を導き出す時間などまったくありません。9割以上の得点を取るためには、少なくとも公式が暗記できていることは必須です。

基本原理を理解し、覚えた公式をどのような問題において使うかを把握、そして、問題ごとに使う公式さえ理解できていれば、ほぼ全ての設問に解答することができます。

 

 

 

 

センター試験物理の難易度を理解する

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでセンター物理の出題範囲の話です。

力学、熱、波動、電磁気、原子の分野から出題されるセンター試験物理は、「物理基礎」「物理」すべての分野から出題されるため、二次試験・私立大学入試と基本的には同じ出題範囲となっています。

中には「原子は選択問題だから勉強しなくてもいい」という意見もありますが、今後は小問集合である第1問で問われる可能性もあるので、選択問題だからといって手を抜かずに対策しておきましょう。

センター試験物理の難易度についてですが、範囲は二次試験や私立大学入試と同じです。ただセンター試験物理では応用性の高い難問は出題されません。特にこの傾向は新課程に移行してからより顕著になりました。

 

旧課程ではセンター試験物理において「物体の運動(平面上の運動)/運動量と力積」「円運動と万有引力(円運動と単振動/万有引力による運動)」「電気と磁気」「電界と磁界(電荷と電界/電流による磁界)」「電磁誘導と電磁波(電磁誘導/電磁波)」「原子分野すべて」が出題範囲から外されており、今のセンター試験物理に比べると格段に範囲が狭かったのです。

つまり、出題範囲が狭い代わりにより応用を効かせた問題が出題されていたということです。これが新課程になると、前述したように範囲が広くなったため応用性の高い問題の出題率が低くなりました

 

 

 

 

 

 

センター物理の教材を吟味する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センター試験物理で9割を超えるために使用する教材は、以下の3冊がおススメです。

 

ⅰ)漆原の物理 明快解法講座

ⅱ)良問の風

ⅲ)センター過去問、予想問題集(教科書も併用)

 

物理の有名問題集といえば、「重要問題集」や「名門の森」等がありますが、センター試験物理で9割以上の得点を目指すだけなら、そのレベルまでの問題集は必要ありません。

良問の風は有名な問題集であるため、多くの人が聞きなじみのある問題集だと思います。一方「漆原の物理 明快解法講座」はあまりなじみはないでしょうが、とても優秀な問題集です。

例えば受験生の多くが苦手としている単振動ですが、明快解法講座の内容を少し要約すると以下のように記述されています。

 

・単振動は振動の中心、折り返し点、周期が分かればすべて解ける。

・解法の順序は以下の通り

  • X軸を定める。
  • X軸上に振動の中心、折り返し点、自然長の位置をプロット
  • 座標xで運動方程式を立てて周期を求める。

 

以上の行程を正しく行い、あとは適宜エネルギーの保存則等を用いれば確実にすべての問題に対応できます。

 

公式の暗記だけにとどまらず、その公式をどう使えばいいのかを分かりやすく解説してくれている問題集ですので何度も繰り返しましょう。

 

 

 

 

センター物理の年間学習計画

 

 

 

 

 

 

 

具体的な使用時期とペースについてですが、センター試験数学と同様の例を2つ上げさせていただきます。

 

【高校3年生 理系 4月から本格的に勉強を開始】

4〜6月…漆原の物理 明快解法講座

とても余裕のあるスケジュールになります。

というのも、理系の学生はこの時期青チャートで手一杯になっているでしょうし、まずは数学と英語を仕上げてあげることが先決です。ですから97問しかない問題集で3ヶ月の期間を設けるのは1日にこなさなければいけない問題数を極力減らすためです。

仮に3ヶ月で5周するとしたら1日4問解けばお釣りがきます。たったの4問ですが、その4問ができない学生がほとんどです。

 

7〜10月…良問の風

良問の風の問題数は148問と明快解法講座に比べれば多いですが驚くほど多い問題数でもありません。4ヶ月で5周するならば1日に7問解けば良いのです。加えてこの時期は夏休みも含みますのでかなりの勉強時間が確保できるはずです。5周と言わず完璧になるまで繰り返してあげましょう。良問の風が仕上がった段階で旧帝国大学の二次試験にもある程度手が出せるくらいの実力は付いているはずです。(旧帝大レベルの問題で合格点を取るには少し足りないレベルではあります、、、)

 

11月以降…センター過去問、予想問題集、教科書

ここからはひたすら問題を解いてマークの問題に慣れましょう。数学と違って時間が足りないということはないと思います。ということはつまり、この時点で8割近く得点できていないのであれば上記の問題集が仕上がっていないという可能性が大です。仕上がっていないと感じたなら11月は復習の期間として、上記の問題集を仕上げる期間としましょう。

 

 

【高校3年生 理系 部活が終わり一段落がついた7月頃から勉強開始】

7〜8月…漆原の物理 明快解法講座

ここから勉強を開始する人は2カ月で明快解法講座を仕上げましょう。2カ月で5周するならば1日8問近く解かなければいけませんが、夏休みを挟みますので十分可能だと言えます。むしろそのくらいしなければ7月からの勉強で9割を取るのは難しいでしょう。

 

9〜11月…良問の風

良問の風は夏休みを挟まない3ヶ月で仕上げる必要があるので非常にハードスケジュールになるでしょう。5周するならば1日8問、3周するならば1日5問ペースで解かなければなりません。この時期は二次試験の過去問等にも取り組む時期ですので、折り合いをつけながら進めていきましょう。

 

12月以降…センター過去問、予想問題集

ここからはひたすら問題演習を繰り返してください。後戻りしている余裕もありません。ひたすら問題演習に取り組み知識が足りていないところを適宜穴埋めしていく作業をしていきましょう。

 

 

 

 

まとめ

使用する問題集の数からも分かるように、取り組むべき課題はとてもシンプルです。物理は効率よく勉強すれば短期間でも仕上げることができる教科ですが、理解するべきところと暗記するべきところを明確に把握しつつ勉強に取り組まなければ、意外なほど学習が進まなくなってしまいます。

選択と集中が正しくできていれば、それ相応の努力をすることで9割以上の得点は十分に可能です。ここまでご覧いただきましてありがとうございます(^^♪

みなさんの健闘を祈っています!

 

 

 

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