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ラサール中学・ラサール高校の学生が知っておくべき6つの特徴。

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ラサール中学・ラサール高校の学生が知っておくべき6つの特徴。

 

鹿児島市にある名門ラ・サール学園。同学校の生徒であっても意外と自分の学校の特徴や傾向を知らないことも多いようです。

ラ・サール生の指導講師という第三者の視点から、学園の特色をまとめてみました。

 

 

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超ハイスピードな受業と、膨大な宿題・予習

本

ラサール学園の授業スピードはとても速いです。

 

平均的な学年では、数学などは「重要例題~応用例題」のレベルの問題が1時間の授業で5,6題進みます。一方で基礎・基本問題の反復を授業内ですることはほとんどなく、指示も出されません。それはできて当然、できなければ学校の進度外で時間を使って各自が取り組むべきというスタンスです。ですから、新しい分野に入っても、基礎からじっくりというわけではなく、予習の段階で「重要例題~応用例題」のレベル問題を進めていく必要が出てきます。例えば、英語などは定期テストの応用問題として東京大学の過去問などが、高校1年生の終わりごろには既に出題されています。

 

ラサール学園においては学習スピードが速いという意味は、応用問題にいくまでのスピードが著しく速いという意味です。公立の学校や、他の中高一貫校が扱うレベルをはるかに超えた応用問題・発展問題のものまで1時間に5,6題のペースで進んでいきます(数学などは一日に2時間ある日は10~12題)。

 

 

膨大なテスト範囲とテスト頻度の多さ。 

本とメガネ

ラサール中学・ラサール高校においては、ハイスピードな受業スピードと連動して、膨大な範囲のテストが頻繁にあります。

 

テストの種類だけでも、期末テスト、中間テスト、実力テスト、課題考査、朝テスト・週テスト・模擬試験・実用英語検定(英検)などが挙げられます。一年間のほとんどがテスト期間です。

 

加えて、とにかくテスト範囲が広い。全教科的に膨大な量のテスト範囲が課され、かつ難易度も高いです。公立の学校に通っていたなら、95点以上の得点を取るであろうラサール生の平均点が50~65点程度に落ち着きます。高校では40点を下回る教科さえでます。そのレベルのテストにおいては、そもそもテスト範囲を全て覚えることが物理的に不可能な場合が多いです。満点を目指すことが最善ではない場合がでてきます。初めはとても違和感を感じるかもしれません。特に中学1年生のときや、高校から入学した学生の高校1年生のときには耐えがたいことかもしれません。

 

ですが、高校3年生時に、平均得点率が60%を越えていれば東京大学の合格圏内に入るテストがラ・サールの定期試験です。その難易度のテストにおいては、いかに要領よくテスト範囲をこなしていくか、どの単元にまとまった時間を割くのかを見極め、戦略的にテスト対策を進めていく必要があります。やみくもに全ての教材と全ての範囲を均一に勉強していっても、高得点は望めません。経済学の要領で、限られた時間内で、もっとも時間対効率が高くなるものからつぶしていく。場合によっては手がつかない教材もあるかもしれません。ですが、そういう水準のテスト範囲とテスト難易度が課されているのです。60点取れれば東京大学のレベルなのですから…。

 

このテスト勉強を、予習と並行してこなしていかなければならないことがラサール学園の凄みです。

 

全国1,2位の医学部進学実績と学園特有の東大志向とのギャップ

 東大

ラ・サール高校は、全国屈指の医学部合格者数と医学部進学率を誇る高校です。灘高校(兵庫)、東海高校(愛知)と並んで、圧倒的な医学部への進学実績があります。

 

 

≪平成30年度国立大学医学部医学科合格実績≫

高校名 医学部/卒業生 卒業生数 合格者 現役数 東大医学部 東大
灘高校 42.9 219 94 47 15 91
ラ・サール高校 37.8 225 85 34 2 42
東海高校 30.6 425 130 82 2 30
久留米大附設 28.2 195 55 33 1 23
東大寺学園 27.6 210 58 24 0 18
愛光高校 25.5 235 60 39 0 13
洛南高校 20.3 464 94 56 2 20
西大和学園 17.3 313 54 18 0 30
開成高校 13.6 398 54 32 10 175
四天王寺高校 12.5 506 63 25 0 1
志學館高等部 10.9 92 10 5 0 0
鶴丸高校 10.7 307 33 14 0 9
玉龍高校 2.6 233 6 0 0 0
甲南高校 1.3 310 4 0 0 1

(*判明分集計につき、合格者数を完全に保証するものではありません。また医学部/卒業生には浪人生の合格者数も加味して計算しています。)

しかし、ラサール高校の学習進度は、地方国立大学の医学部や私立大学の医学部への合格に対して、完全にオーバースペックです。高校1年生の終わりには、英語の実力テストで東京大学の過去問が出題され、高校3年生も終盤になると東京大学の数学の過去問を50分間の授業で6題進めることもあります。それは地方国立大学や私立大学医学部の求める設問難易度をはるかに超えたものです。(九州大学医学部の設問難易度と比較しても、高度な内容を扱っています。)

 

この現状は、ラ・サール高校自体が「東京大学志向」であるがゆえのことです。

東京大学以外を志望する学生は注意が必要です。特に鹿児島大学の医学部医学科や私立大学医学部、文系の難関私立大学(慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学等)などです。自らの志望校に対し、思考停止で中高の6年間を過ごしてしまっては、受験の際に困る学生も多いでしょう。一方で、東京大学の志望者にとってはこれ以上ないほど優れた学校になります。ラ・サール高校の課題を実直にこなし学内テストと模試の成績を上げていければ、十分に勝算のある受験となるでしょう。

 

学年や教科担任ごとに全く異なる学習カリキュラム 

 

ラ・サール学園の学習カリキュラムは教科担任ごとに様々です。

 

一人ひとりの先生が、自分の教科に責任をもって独自の内容とペースで指導していきます。使用する教材も、先生ごとに全く違います(当然、同じ先生でも年によっては違う教材を用いることもあります)。さらには、先生によっては教書は資料集など使わずに、独自のプリントだけで授業を進めることもあります。板書の内容がすべてという授業もあり得ます。(その場合はにおいては、授業で聞き逃したり、書き写せなかったりした場合、テスト勉強が著しく困難になります。) 

 

ですから、一概にラ・サールのカリキュラムはこうであると言い切ることはできないのです。各教科の先生のポートフォリオによって、その学年の学習状況や学習スピードは異なります。このことが、ラ・サール中学・高校に関する情報収集を難しくしています。保護者のつながりや生徒の先輩後輩間のつながりを通して、その方々の代の状況を知ることは容易ですが、それが当人の代に該当する情報であることは期待しにくいでしょう。

 

体育祭をはじめとする学校行事への熱量

体育祭

ラサール学園の特徴の4つ目が、体育祭への熱量です。ラ・サールは進学校のイメージが強く、勉強のために行事や部活動等の時間は犠牲にしていると思われがちですが、そんなことはありません。桜島一周遠行やバザー、文化祭などの行事には熱心に取り組んでいます。

 

特に9月にある体育祭は大きな盛り上がりをみせます。受験を目前に控えた高校3年生であっても、しっかりと練習時間を割き、万全な準備のもとで積極的に参加しています。競技内容も棒倒しや騎馬戦など、男子校らしい雄々しい内容も組み込まれています。(けが人を想定し医師が一日中待機している。)

 

特に応援団に参加する学生は特別に準備が必要です。紅軍と白軍にわかれての応援合戦はバク転を連続するアクロバットな実演が組み込まれており、圧巻の迫力です。このようにかなりの熱量がかかった体育際ですので少なからず勉強時間を圧迫することになります。そのため、それを見越して年間の学習計画が組み込まれており、天王山の夏にラ・サール生に求められる学習量は半端ではありません。

激動する学校内順位

 

ラサール学園、最後の特徴が、学内順位の変動です。

 

著しく優秀な成績をとり続けるごく一部の生徒を除いて、基本的に定期テスト等の学内順位は大きく変動していきます。ラサールの定期試験では、難関な受験を勝ち抜いてきた学生集団で競っているのです。少しの気のゆるみでガクッと順位が落ちます。そして成績は落ちることより、上がるほうがはるかに難しいです。1年生のときにはA+の評価(得点率90%以上)だった学生が、中学3年生にはD(65%未満)の成績にまで落ち、そこからなかなか順位を挽回できないという例はたくさんあります。

 

実際にロググラム自習教室のラサール出身講師は、入学当初A+だった成績が、中学の3年間でA、B、C+、C、D+、D、Eのすべての評価とってしまいました。A+(得点率90%以上)からE(得点率60%未満)への下落はまさに激動です。(それでも最終的には鹿児島大学医学部を1位で合格しています…。)

 

 

 

 

以上、ラ・サール中学・高校の特徴を6つ挙げさせていただきました。

ロググラム自習教室のシステムと理念に、抜群に相性のよい学校の1つがラサール学園です。全国に名を馳せる名門ラ・サールにおいて、一般的な学習塾や予備校では学力を上げることは難しいでしょう。なぜなら、ラ・サールの予習課題やテスト範囲の勉強と並行しながら、塾や予備校の授業を別カリキュラムで併用していくことに原理的な無理があるからです。

中1から高2までのラサール生において優先されるのは、第一に学校の予習を回し授業の理解度を上げることであり、次から次にくるテスト範囲を実直に、かつ要領よくこなしていくことです。

ロググラム自習教室では、ラ・サール学園に特化した学習カリキュラムを、生徒一人ひとりの現状に合わせてオーダーメイドでおつくりしています。ラ・サール学園という学校の正確な理解と、これまでの膨大なラサール指導実績が、学園の全学年から圧倒的な支持を受けているゆえんです。

 

 

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